真冬のウラジオストク!極寒だからこそできた体験2つ

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ウラジオストクのハイシーズンと言えば、海水浴場を楽しめる夏!

市内のホテルは早めに予約しないと満室になってしまうほど、観光客に大人気のシーズンです。

その一方で閑散期にあたるのが冬。何しろ最高気温も氷点下という極寒の季節です。

しかし、その寒さを逆手に取って、極寒じゃないとできない体験だってあるんです。

そこで今回は、実際に真冬のウラジオストクで体験した、寒いところならではの出来事を2つ紹介します。

特に日本の平野部にお住まいの皆さんにとって、非日常の経験になること間違いなし

少々くだらないですが、最後までお付き合いください<(_ _)>

凍った海の上を歩いてみた!

ちょっとだけロシアの歴史を振り返ると、思い出すのは「不凍港」への執念。

もともとウラジオストクはロシア悲願の「不凍港」として重要な位置づけだったのですが、なんと、そんなウラジオストクでも海が凍ります\(^o^)/

場所はスポーツ湾。ウラジオストクの歩行者天国「噴水通り」の先にある、夏場は海水浴場として人気のビーチエリアです。

実際に海が凍っている様子はこちら!

一面が凍った海!

見渡す限り凍った海…!しかもガッチガチに凍っているんです。もちろん海上(氷上?)を歩いてもピクリともしません。

振り返れば、何事もなかったかのようにビルや工場地帯が見えます。なんとも不思議な光景…!

海の上を歩くという不思議な感覚のもと、もう少し進んでみると、ワカサギを釣る時にあけたと思われる穴がありました。しかもその穴も凍ってふさがっている…!

一見穏やかに見えますが、この日は日中の最高気温が氷点下10℃を下回る寒さ。海の上だか0から、かなぜか沖合方向へ歩けば歩くだけ風が強くなっていき、だんだん顔面に痛みを感じるような気候でした。

せっかくなので写真を撮ってもらいましたが、寒すぎてじっとしていられず、なんとも中途半端なポーズw

寒すぎてポーズとか維持できない…背後に映っているのはそんな極寒でワカサギを釣る現地のおじさま。

しかし日本ではなかなか体験できないことができて大満足(笑)。そして、改めて地球って色んな所があるんだなと、旅して好奇心を満たす楽しさを実感できました。

カップラーメンが食品サンプルに!

「極寒」と聞いて、もう一つやってみたくなること、それはカップラーメンを食品サンプルのように凍らせることができるのかの検証\(^o^)/

以前イエローナイフにオーロラを見に行った友人が、カップヌードルを食品サンプルのように凍らせているのを見て、いつか自分もそんな光景を目の前で見てみたいと密かに思っていました。

北極圏程ではないけど、真冬のロシアならできそうだなと勝手に思い、日本からカップラーメンを持参して実験してみることに。

しっかりとした日差しがあり雪が少ないので、風景写真からはあまり伝わりませんが、こんなに強烈なつららがその辺にできるくらい寒いんです。

日没後、宿泊先の民泊のベランダに、持参したカップラーメンを、麺をフォークで持ち上げた状態に固定して、夜ごはんを食べている間2時間くらい放置してみました。

2時間後キッチンに引き上げた様子がこちら!なんと、ちゃんと凍っています…!

背脂とか入っている方が凍りにくいかなと思い、ウラジオの冬に挑戦するつもりで選んだ尾道ラーメンでしたが、見事に凍りました。

ラーメンのスープまでカチカチに凍っていました。

見たまんまですが、麺やフォークが重力に逆らっている様子は、生で見ると地味に感動!

熱湯を入れて熱々にあったまったラーメンでもこんな風に凍り付いてしまうなんて、ロシアの寒さは桁違いなんだなと自然の脅威も感じられました

ちなみに凍ったカップラーメンは、凍ったスープごと取り出し、耐熱容器に移し替え、電子レンジで数分チンすればおいしく食べられます。

検証後はしっかり一滴残さず自分の胃袋に収めました。

ここで一点だけ注意点!

今回たまたま日本から持参していたカップラーメン、実はウラジオストクでカップヌードルなどの日本食品メーカーのカップラーメンを買おうとすると、めちゃくちゃ高いです。

例えば写真のカップヌードルカレー味は約500円(245ルーブル)!!

ロシアやほかのアジア圏のカップラーメンは100ルーブル以下で売っているのに…

万が一冬のウラジオストクで麺を凍らせたいなーと思っている人は、日本から持参することをおすすめします。

日本からたった2時間半でできる、極寒の非日常体験を!

以上、オフシーズンの極寒ウラジオストクで体験した、真冬ならではの非日常体験の紹介でした!

どんな環境であれ、日常生活とは一味違う、その土地ならではの経験をすることは、旅を豊かにしてくれます。

きっと他にも、冬のウラジオストクならではの経験はたくさんあるはず。これから渡航を考えている人は、ぜひそんなことも考えてみてくださいね。

わたしもまた行く機会があったら、もっと色んなことを探求してみたいなと思います!

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