【有休パリ】パリ・シャトレ座でミュージカル!チケット予約から観劇まで完全ガイド【パリのアメリカ人観劇編】

シャトレ座 パリのアメリカ人おすすめスポット

2編に渡ってお送りするパリ・シャトレ座でのミュージカル観劇ガイド。後編は【パリのアメリカ人観劇編】と題し、実際の観劇レポートをお送りします。

まだ全編の【予約編】を読んでない人はこちらからチェック!

パリのアメリカ人(An American in Paris)観劇!

ということで、実際にシャトレ座で、ミュージカルを観劇してきました!

今回見た演目は、『パリのアメリカ人』。

アメリカのブロードウェイでトニー賞を4部門も受賞したこの作品、実はブロードウェイ開幕前のプレミア公演をシャトレ座で行っています。また、劇中でもLizがシャトレ座のプリマに合格し、クライマックスでシャトレ座での公演シーンがあるなど、この作品にとってシャトレ座は切っても切れない存在なんです。

そんなシャトレ座に、5年ぶりに『パリのアメリカ人』が帰ってくる、しかも主演にオリジナルブロードウェイキャストのLeanne Copeとわたしが大好きなブロードウェイ俳優Ryan Steele、これは見に行くしかない!!ということで勝手に運命を感じ、弾丸旅行を計画したのでした。

ちなみに、今回のカンパニーはパリ公演の前に中国・台湾でツアーを行っていました。そのうちの上海公演で2回観劇したので、また後日上海ミュージカル観劇についても記事にしたいなと思っています。)

シャトレ座 パリのアメリカ人ポスター
ステージドア近くのポスター。パリはブロードウェイと正反対で公演広告をほとんど目にしませんでした。

今回も上海公演に続いて滞在中に2度の観劇。2回とも劇場へは開演の30分前くらいに到着。近くのホテルをとっていたので、そこから歩いて向かいました。

劇場内部はこんな感じ!

チケットを見せて中に入り、階段を上がって2階席へ。無料のパンフレット(ブロードウェイのplaybill的なもの)を受け取り、席に着きました。

シャトレ座 パリのアメリカ人
2回目の公演で撮影。パンフレットの中にはあらすじやキャスト、プロダクションヒストリーなどが書かれていました。

まず、気になる劇場の中はこのきらびやかさ!

日本の劇場ではなかなか味わえない重厚感がありました。この非日常感に、開演前からとってもテンションが上がります!

歴史を感じさせるこの内装…素敵すぎてうっとりです。
写真だと伝わりにくいのですが、この天井がすごく素敵で周りにいる人たちもみんな写真を撮っていました。

おすすめの座席は?

2階席の一番前を取れたので、ステージまでの眺めもこの通り!めちゃくちゃ見えやすい!!

シャトレ座 パリのアメリカ人

シャトレ座は5階席まで用意されています。歴史のある古い劇場のため、1階席の傾斜がなさそうだなと思い、ステージからの距離は気になったものの2階をチョイスしていました。

結果、座席表から想像したよりこじんまりとした劇場だったので、ステージまでの距離は全く気にならず、2階の最前列席にして大正解

もちろん上の席や後ろの席になる方がチケット代がぐっと安くなりますが、せっかく時間とお金をかけて見に行く海外観劇、少し頑張っていい席で見ることをおすすめします!

観劇後の感想

『パリのアメリカ人』は今回が4回目と5回目の観劇。これまでに東京の劇団四季公演を1回、今回のパリと同じカンパニーでの上海公演を2回見ています。

しかし、本当に何回見ても感動するし笑って泣ける、まったく飽きを感じさせない素晴らしい作品だと改めて感じました。

悪役が出てこないストーリー自体がとても好きなのですが、ロマンチックなガーシュウィンの音楽と、迫力のあるダンスナンバー、豪華なセットと華やかな衣装、どこをとっても本当に見ごたえあって、見れば見るだけもっと見たくなる!

『パリのアメリカ人』自体については、また後日詳しく紹介する記事を書きたいですが、ここでは初めてのパリ観劇で感じたことを書いておきたいと思います。

1つ目に、日本やブロードウェイ、ウェストエンドと違って、グッズ販売が全くないことに驚きました(笑)。たまたま来仏公演だったことが関係しているのかもしれませんが、有料パンフレットやTシャツくらいはあるかな、と記念品を期待していたのですが、本当に何も売ってなかったです。ちょっと残念。

ロビーの隅の方に、今後の公演案内とあわせてポストカードが置いてあったので、それをもらって帰りました(笑)。

パリのアメリカ人パリ公演お土産
もらってきたパンフレットとポストカード

もう1つ、平日夜の公演にも関わらず、満席の公演で老若男女が集まっていたことに感動しました。同じ公演を上海で見たときは、8割程度しか席が埋まっておらず、ちょっともったいないなと思ったのですが、パリは2回とも完売公演!カーテンコールでのスタンディングオベーションと鳴りやまない歓声に、観客からの熱量の高さを実感しました。

テレビや映画と違い、ライブの観劇をする醍醐味の1つが、ステージと観客の一体感を感じることだと思っているので、今回そのような体験ができて、作品自体だけでなく、パリで観劇した経験自体がとても素晴らしいものになりました。

無理やりねじ込んだ旅行だったけど、本当に行ってよかった!!

パリ市民の観劇に対する熱量はすごい!

今回は、パリのシャトレ座について、実際の観劇レポート紹介しました。

演目によるかもしれないですが、パリ市民の観劇に対する熱量はすごい!ぜひ一度生で体験してもらいたいです!!

座席は2階席の最前列がおすすめです!これからパリに行く予定のある人は、美術館巡りやオペラ鑑賞の定番に、新定番のミュージカル鑑賞も検討してみてくださいねー!

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