パリで芸術鑑賞と言えば、すぐに思いつくのはガルニエ宮。
世界トップクラスの実力を誇る、パリ・オペラ座のオペラやバレエが見られる劇場です。
パリと言えばやっぱりオペラかバレエ、と思う人も多いと思います。
しかし!!ここパリでも現代ミュージカルが見られるんです。
そこで今回は、2編にわたって、パリ市内でミュージカルを上演しているシャトレ座の基本情報・チケット予約方法の紹介と、『パリのアメリカ人(An American in Paris)』の観劇レポートをお送りします。
舞台好きな人や、海外観劇に興味のある人、必見!
シャトレ座(Théâtre du Châtelet)ってどんなとこ?
基本情報
シャトレ座は1862年、ナポレオン3世の時代に誕生したパリの市立オペラ劇場です。もともとはオペラ専用劇場でしたが、今ではバレエやクラシック・ジャズなどのコンサート、ミュージカルなど多彩なプログラムを提供していることで知られています。
アクセス
セーヌ河の向かいにシテ島を臨めるシャトレ座への最寄駅は2つ。
地下鉄の場合はシャトレ(Châtelet)駅から徒歩3分程度、高速鉄道の場合はシャトレ-レアル(Châtelet–Les Halles)駅から徒歩8分程度です。
劇場の周辺には夜遅くまで営業している飲食店がいくつもあるので、観劇後の食事にも困りません。
チケットの予約方法
チケットの購入方法は3通り。
オンライン予約
おそらく日本から観光で行く場合に一般的なのが、オンライン予約。
シーズンの上演ラインアップから、チケットのボタンを押すと購入画面へ進めます。※アカウントを作成する必要あり※
事前購入のときに気を付けたいのが、チケットの送付方法。
シャトレ座は、郵送(送料が別途€3かかります)かe-ticketの2種類を選択できます。
特にこだわりがなければ、万が一チケットを忘れてしまっても、現地で再出力が可能なe-ticketを選んでおくのが無難だと思います。
わたしはせっかくの記念に紙のチケットがほしかったため、1公演を郵送で、もう1公演をe-ticketで購入しました。
郵送の場合
購入手続き完了のメールに、チケットの送付先が記入されています。念のため間違いがないか確認しましょう。
郵便の込み具合などで多少前後すると思いますが、わたしの場合はちょうど1週間でチケットが手元に届きました!
e-ticketの場合
購入手続き完了のメールに、e-ticketのダウンロード方法が案内されています。
チケット購入時に登録したアカウントにログインしてPDFをダウンロードするだけで簡単です。
ボックスオフィス(劇場窓口)
シャトレ座では、劇場の窓口でもチケット販売をしています。営業時間は以下の通り。
現金の他に、クレジットカード(VISA、Mastercard、American Express)が使えます。
空きがあれば、当日券の販売もあるため、1つの作品を見て、「あぁ~めちゃくちゃよかったから明日の夜も見たいな!」と急に思い立った時には、直前でもその場でチケットが手に入る、ボックスオフィス購入が便利です。
Last-minuteチケット
特別料金での当日券ですが、シャトレ座の場合、誰でも購入できるわけではないので注意!
- 28歳以下、または64歳以上の人
- 休職中の人
上記のいずれかに当てはまる場合、開演15分前に特別料金のチケットを購入できます。購入する際は、身分証明書で条件に当てはまることを証明する必要があります。
ただし、チケットの販売状況によるので、公演によっては取り扱いがないことに注意しましょう!
チケット予約はこれでばっちり!
以上がシャトレ座の概要と、チケット予約方法でした。チケットは、予定を立てて事前購入(eチケット)がおすすめです!
それではいよいよ後半の【パリのアメリカ人観劇編】へ。劇場の美しすぎる内装も必見ですよー!
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