感染者数の世界規模での拡大が留まるところを知らない新型コロナウイルス。
2月に予定していた上海旅行に続き、4月中旬に予定していたニューヨーク旅行も延期することになりました。
延期を決めたのは3月中旬、ニューヨーク州での感染拡大が急激に増え、Cuomo州知事が500人以上の集会を禁止、ブロードウェイの劇場が4月12日までの休演を決めたころです。
今となっては外務省から渡航中止勧告が出ているのでどちらにせよ行けなかったのですが、早めに決断したことで、結果的に予約のキャンセルや変更交渉に時間をかけられました。
上海の時と比べてだいぶ時間がかかり、けっこう疲れてきていますが、今後万が一また同じようなことが起きた時の参考になるように、詳しく紹介します!
もともとの旅程
今回の旅の目的は、大好きなミュージカルの鑑賞。有休の残日数と今後の計画を鑑みて、3泊5日のまぁまぁな弾丸予定でした(長期滞在したいけど全てが高いので3泊がお財布的にも限界…)。
日程 | 2020年4月17~20日 |
飛行機 | NH986・NH110便(ITM→HND→JFK) NH009・2177便(JFK→NRT→ITM) 特典航空券(ローシーズン) 40,000マイル+諸税 |
ホテル | Jazz on Columbus Circle Hostel 6 beds female only 3泊 ¥24,774 |
ミュージカル | Little Shop of Horrors $150.50 Sing Street $175.25 Moulin Rouge $427.20 Company $407.50(友人分と2枚) SIX $165.45 |
去年の7月に飛行機をとり、悩みに悩んだ観劇プランを立て、現地での友人・先輩との再会にわくわくして、今回は奮発してステーキ食べちゃおうかな、とか妄想してずっと楽しみにしていたので、キャンセルを決めたときの気持ちと言ったらもう…。
でも今はとにかくstay at home!!みんなで外出を自粛して少しでも感染者数を減らせますように。
払い戻しまでの道のり
今回は予約変更が可能な特典航空券を除くと、ホテルもミュージカルのチケットも原則返金不可。
少し割高なキャンセル可のオプションでホテル予約することも、チケットのキャンセル保険をかけることもできたはずだったのですが、まさかキャンセルすることになるなんて思いもせず、コロナウイルス感染拡大懸念という理由で払い戻しが可能か、それぞれ交渉することになりました。
ホテル(Jazz on Columbus Circle Hostel)
今回はAgodaを通して予約していたので、Agodaからホテルに代理で交渉してもらうことに。
結果として、今回特例としてクレジットカードへの返金が認められました!
詳細なやりとりはこちらで紹介しています。
ミュージカルチケット
これが結構大変…笑
ニューヨークの舞台チケットは、主にTicketmasterとTelechargeのどちらかを通して販売することになります。今回もMoulin RougeとSIXはTicket Masterで、Little Shop of Horrors、Sing Street、CompanyはTelechargeで購入しました。
わたしがキャンセルを決めたとき、すでに4月12日までは休演が決まっていたため、この2社からチケットを購入している人は自動的に払い戻しを受けられることになっていました。
しかし、わたしは現状での再開予定後の4月17~19日のチケットホルダーだったため、原則返金不可。しかしさすがに事情が事情なので、なんとか払い戻しをしてもらえないか、お願いをしてみることにしました。
結果としてTelechargeはすぐにわかってくれたものの、Ticketmasterには苦戦を強いられ、現在も交渉中…
→【4/10更新】ブロードウェイミュージカルの6月7日まで休演延長が決定され、自動返金の対象になりました。
まずはTelechargeでのやりとりを紹介します。
【4/10更新】ブロードウェイミュージカル休演期間の返金対応について紹介しています
飛行機(ANAニューヨーク行特典航空券)
出発する前ならいつでも変更できるから後回しでいいやと思っていた特典航空券。
しかし、航空需要の大幅減で各社が航空便の間引き運行や運休を決めていく中、自分が乗るはずだったHND→JFKのNH110便も4月いっぱい運休に…フライトが変更されてしまいました。
その時のメールがこちら。
この時初めて知ったのですが、コロナウイルス関連での特典航空券の予約変更は、webでは受付しておらず、電話するしかありません。
しかしこの頃すでに世界的な感染が広がっていて、ANAのコールセンターはパンク状態…どのくらい時間がかかって便の変更ができたか、下記で詳しく紹介しています。
教訓
今まで旅行をキャンセルしたり旅程を変更したりしたことはほとんどなかったのですが、今回3つの教訓を得ました。自分の戒めのためにも書いておきます。
- お金が惜しくなる金額なら割高でもキャンセル無料オプションやキャンセル保険の加入を検討する
- まだ時間があるからいいや、と思わずに、キャンセルを決めたらすぐに行動にうつす
- ルールだからだめそうなことも、事情をしっかり伝えて主張を通せるように粘る
3月の時点では初夏にでもなれば少しは落ち着くかなと思い、飛行機だけ6月中旬にリスケしてしまったのですが、この調子では6月渡航もほぼ不可能だと思っています。もう少し様子を見てまた判断したいと思います。
Ticketmasterで予約したチケットの一部がまだ劇場と交渉中のため、そちらも払い戻しの可否がわかったらまた追記します!
→【4/10更新】ブロードウェイミュージカルの6月7日まで休演延長が決定され、自動返金の対象になりました。
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