去年の夏からずーーーーーっと楽しみにしていた、4月のニューヨーク旅行。しかしコロナウイルス感染拡大で断念することになりました。
予約していたホテルは返金不可。しかし不可抗力での渡航断念のため、なんとか返金してくれないか、予約先のAgodaに交渉してみました。
払い戻しまでのあらまし
3月14日:最初のおうかがい
web上の予約画面で改めてキャンセル不可なこと、さらに現状でのコロナウイルス関連の特別措置が明記されていないことを確認し、お問い合わせフォームから返金ポリシーについておうかがいを送ることにしました。
作戦は2つ
ただ「感染が怖いからキャンセルしたい」と言っても、向こうも商売なのでうまく話を進められないかも…そこで、2つの作戦を使って不可効力感を出しつつ、マイルドな方向性で交渉することにしました。
飛行機運休のおそれを伝える
当時はまだ中国・韓国・イラン・イタリアにしか感染症危険情報がでていなかったので、わたしが思いついた中での一番の不可抗力は、飛行機が飛ばなくなること。そして3月分までの運休が出ていたため、このまま感染が広がっていくと4月も影響を受けることが十分想定できました。
そこで、自分は行きたいのだけれど、飛行機が飛ばなくなるかもしれないという主張をメインにすることにしました。
キャンセルではなく予約日の変更(延期)を求める
また、キャンセルしてしまうとホテルに1円も入らなくなってしまうので、キャンセルではなく延期を提案することにしました。実際にコロナウイルスさえ収まれば絶対に行こうと思っているので、変更でも全然問題はありませんでした。
実際の送信内容
上の2点を抑ふまえて、ジェネラルな質問としてメッセージを書きました。ちなみに英文で送った方が返信が早いそうです。ボケ過ぎていてよく見ると宿泊日がおかしなことになっているのですが気にしない(笑)。
きっと問い合わせが殺到していて結構待たされるんだろうなぁ、と気長に待つつもりで送信!
3月15日:Agodaから最初の返信
なんと期待をいい意味で裏切られ、翌日に返信が来ました!気になる内容はというと…
やはり原則としては返金不可。しかしホテルに交渉してくれるとのこと!忙しそうなので気長に続報を待つことに。
3月19日:予約便の運休決定をお伝えする
Agodaからホテルとの交渉結果を待っていた矢先、わたしが乗るはずだったNH110便の4月中の運休が決まりました。まさかの自分が想定していた通りの展開になってしまったので、ひとまず運休の事実を伝えました。
リスケしてまた宿泊を検討していることも一応念押し…!
3月20日:運休を証明するドキュメントを提出
運休決定の連絡をした翌日には、キャンセル交渉を早めるために、運休を証明できるドキュメントが欲しいと、またすぐに返信をもらいました。
同じような問い合わせが死ぬほど来ているだろうに、このAgodaのスピード感、すごい!
ANAのwebサイトを確認したところ、運休の証明書は運行予定日前日からしか発行できないようでした。
電話で問い合わせて個別に対応してもらうことも考えましたが、特典航空券の変更で辟易していたので、ひとまず変更前後のE-ticketとANAの運休を知らせるwebサイトのURLを送りました。
3月24日:Agoda Cashでの返金を交渉中との連絡が入る
こちらから運休に関する情報提供をした3日後、返金の詳細の連絡が入りました。
上の赤枠部分が返金方法についてです。
クレジットカードへ返金ではなく、AgodaCashで返金されるとのこと。有効期限は3か月で、一部使えない宿もあるようでしたが、ひとまず3か月以内に次の予約をとれば問題ないので、これで無事に返金が認められるといいなという感じでした。
結果が時間がかかるかしれないとのことだったので、引き続き気長に待つことにしました。
4月2日:突然の日本語で最終結果が通知…!
1週間くらい経ち、Agodaから突然日本語で下のようなメールが届きました!
なんと…クレジットカードへ返金してもらえることになりました!
わーい‼
予約変更でもAgodaCashでの変更でもよかったですが、現金がそのまま返ってくることになりました。
まとめ
もともと少しのお金をケチってキャンセル不可にしてしまった自分が悪かったのですが、何度も交渉に応じてくれたAgodaと、その内容を了承してくれたJazz on Columbus Circleには感謝です。
感染拡大が落ち着き、無事に海外への旅行が自由にできるようになったとしても、いつまた同じようなことが起きるかわからない状態では、念のため、多少割高でもキャンセル料無料のプランでの申し込みしておく方が、安心ですね…!大きな学びです。
コロナウイルスが無事に終息したら絶対泊まりに行くからそれまで待っててねー!!!!
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