『パリのアメリカ人』のパリ公演の合間に聖地巡礼。
今回はギャラリー・ラファイエット パリ・オスマンを紹介します。
パリの老舗百貨店ギャラリー・ラファイエット
多くの高級ブランドが拠点を構えるパリ。そのブランド品を扱うデパートもいくつも存在します。ギャラリー・ラファイエットもその一つ。
パリ・オスマン店は、7万㎡(東京ドーム1.5個分)の売り場総面積を誇り、一流ブランドをはじめ、3,500以上のブランドを取り扱っています。
1912年に建造された、ネオビザンチン様式の丸天井も有名です。
劇中での登場シーン
仲良くなったAdamが伴奏をつとめるバレエ団のオーディションに連れて行ってもらったJerry。そこで一目ぼれしたLizに再会するものの、バイトがあるからとすぐに立ち去られてしまいます。
そんなLizを追いかけてJerryが向かったのが、ここギャラリー・ラファイエット。Lizは香水売り場で店員をしています。
Lizを見つけていきなり恋に落ちたと告白し、困惑して追い払おうとするLizの前で「Beginner’s Luck」を歌って踊ってアピールするJerry。途中から現実と想像が入り混じり、舞台上の皆が踊る何とも幻想的なダンスシーンが展開されます。
その後、バレエ団のオーディションに受かったLizは、ここでの仕事を辞めるため、登場シーンは数分間だけですが、個人的に好きなナンバーなので、実物がどんなものか気になり、行ってみました。
実際に行ってみた!
基本情報・アクセス
ギャラリー・ラファイエット パリ・オスマン店は、オペラ地区に位置し、最寄り駅は地下鉄7番線または9番線のショセ・ダンタン・ラ・ファイエット(Chaussée d’Antin-La Fayette)駅です。
オスマン通りの向かいには『オペラ座の怪人』でおなじみのガルニエ宮があり、ヴァンドーム広場やマドレーヌ教会あたりからも徒歩15分圏内の好立地。
クリスマスの飾りが豪華!人混みは覚悟して!
わたしはゼネスト中で公共の交通機関が使えなかったので、ポンデザールから散歩がてら歩きに歩いて向かいました。
目的地に近づくに連れ、だんだん人混みがすごいことに。公共の交通機関がストップしていたため、車の渋滞もかなりひどかったですが、歩道にもあふれんばかりの人、人、人。
ストの影響があるのか、単純にホリデーシーズンの休日の百貨店が混むからなのかはわかりませんでしたが、とにかくお店に入る前から人の数がすごくて若干疲弊気味に。
店内ももちろん人、人、人(笑)。特にお目当てのブランドがあったわけではなかったので、ひとまずクリスマスツリーの飾りを見に、上の階までエスカレータをひたすら上がってみました。
どうですか、この迫力のあるクリスマスツリーと奥に広がる優美な丸天井!!
この丸天井、劇中でも背景に大きくプロジェクションマッピングされるシーンがあり、ギャラリー・ラファイエットを象徴する部分なのかなと思っていたので、生で見られて地味に感激しました。
写真には写っていないのですが、本当に人がもみくちゃで、有名な丸天井と期間限定のこのツリーが見られて、ますますおなか一杯気味に…(笑)。
おそらくショッピング好きの人なら、人混みに耐えつつお買い物を楽しめるのかもしれませんが、あまりそういうタイプではないので、その場を立ち去りました。
まとめ
『パリのアメリカ人』に出てくるギャラリー・ラファイエット。実際のショッピング好きの人にとっては高級ブランドを一気にチェックできるので、とっても楽しい場所かもしれません。
しかし、ショッピングにあまり興味がなく、人混みが苦手な人は、行く時間を選んだ方がいいですね、少なくとも休日の夕方みたいな、一番人が集まる時間に行くと気持ちが疲れます…(笑)。
ただ、歴史ある建造物と丸天井、そしてホリデーシーズン限定ではありますが、クリスマスツリーの装飾は見ごたえがあったので個人的には見られただけで満足です!
最後に、劇中ではこの店内でJerryを中心に踊りまくりますが、そんなスペースは1ミリもなかった・・・夢と現実の違いを見せつけられたこともいい思い出になりました(笑)。
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