旅行好きの人にとって、非常に待ち遠しかった移動自粛の緩和。ついに6月19日に自粛が緩和されて、県をまたいでの移動が可能に!!
まだまだ感染が続いている地域もあり、各自の責任を持った行動が問われますが、きちんと対策をしたうえであれば、国内旅行ができるようになりました!
緩和当日のニュースを見ていてもう一つ嬉しかったのが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、しばらく営業を見合わせていた、東家のわんこそば営業の再開。
実は、東家にてわんこそばに4回も挑戦しているわたし(笑)。しかも毎回100杯以上食べているんです\(^o^)/
そこで今回は、東家でわんこそばを100杯以上食べられるコツをこっそりご紹介。
これから岩手旅行を検討している人は、是非チェックしてみてください!
わんこそばの基礎知識
岩手の伝統あるおもてなし料理
岩手県の三大麺のひとつ、わんこそば(あとの2つは盛岡冷麺と盛岡じゃじゃ麺)。今ではすっかり観光名物になっていますが、もとは、南部地方に伝わるおもてなし料理でした。
南部地方に伝わる「そば振る舞い」が原形といわれるわんこそば。茹でたてのそばをおいしく、たくさん食べていただこうというおもてなしの心から生まれた伝統の名物料理です。
引用元:岩手の三大麺:わんこそば|いわての旅 岩手観光ポータルサイト
地域によってその食べ方は異なりますが、盛岡では給仕さんの「はいじゃんじゃ~ん」、「まだまだ~」と言った掛け声が有名。
お椀の蓋を閉めたらごちそうさまの合図になりますが、一度食べ始めたら、なかなか終わらせてはくれない、給仕さんとの攻防戦も見ものです。
男女それぞれの平均数は?
お店によって目安は異なりますが、わたしが4度お邪魔している東家では、15杯でかけそば約1杯分と決められています。
わんこそばを食べ始める前に、わんこそばの概要や食べ方の説明があり、「女性の平均は30~40杯、男性の平均は50~60杯です」と教えてもらいました。
かけそばに換算すると、女性が2~3杯、男性が3~4杯といったところでしょうか。意外と少ないですよね。
これまたお店によりますが、東家では、100杯以上食べると紙の証明書の他に、駒の形をした手形ももらえます。旅の記念にぴったりなので、この手形getをモチベーションに100杯に挑戦する人もいるほど。
わたしは、これまで4回挑戦し、それぞれ100杯、115杯、135杯、128杯を完食しています。
わんこそばに挑戦しやすいお店
明治40年創業 老舗のそば処・東家
岩手県内でわんこそばに挑戦できる場所はいくつもありますが、観光で初めて挑戦する人におすすめなのが、盛岡市内に4店舗を展開している東家。
おすすめのポイントは、事前に予約ができることと、スペースが広いので回転がいいこと。
盛岡が地元の友人曰く、地元の人はかつ丼などほかのメニューをよく食べに行くとのことなので、観光客だけでなく、地元からも愛されている老舗の名店です。
わんこそば100杯のコツ
それでは実際にわんこそばを100杯以上食べるためのコツについて、紹介していきます。
実は事前にできる対策もあるので、これから計画予定の人は、ぜひ事前準備編から読んでみてくださいね。
事前準備編
3日前〜前日はよく水分を取る
食べ放題などでたくさん食べたい時、直前の食事を抜いた経験がある人は少なくないはず。でも、実はたくさん食べるために必要なのは、胃袋を空っぽにすることじゃないんです。
大事なのは、体に渇きを感じさせないこと!
噛むことでかさを減らせる食べ物と違い、飲み物は飲んだ容積がそのまま胃に入ってくるため、水分を取れば取るだけ胃が圧迫されます。
また、のどが渇いたと認識したころには、すでに体内水分が減っているため、グビグビ飲んでしまいがち。
わんこそばのつゆはかつおだしのあっさりしたものなので、そこまでしょっぱくはありませんが、事前にしっかりと水分補給していないと、だんだんのどの渇きが気になるように。
当日はしっかりそば胃の容量を割けるように、3日前くらいから、意識的に水分を取るようにしましょう。
一度にたくさん摂取しても過剰な分は排出されてしまうため、1時間ごとにコップ1杯、などこまめに少量を摂取する方が、水分を体内に蓄えやすいです。
少人数で、空いてる時間を狙って来店する
もう1つ大事なことは、多すぎる人数で行かないこと。具体的には2~3人がベストです。
大抵の場合、1グループにつき給仕さん1人がついてくれます。1度に持ってくるおわんの数は、もりそば1杯分の15杯。15杯を給仕するごとに、厨房から新しいおわんを持ってくるのに結構時間がかかるんです。
そこで休憩してしまうと、どんどんお腹がふくれてくることに…。
なので、1回あたりにたくさん給仕してもらえるように、少ない人数で行くことが鉄則なんです。
混雑時だと、1人で来たお客さんとまとめられてしまうこともあるので、土日のお昼時など皆が集まりそうな時間は割ける方がなおよいです。
ちなみに、なぜ空いている時間に1人で行くことをおすすめしないかというと、私の場合は、一緒にいる誰かに応援される方が頑張れる気がしたから(笑)。一人で黙々と打ち込む方が性に合っているという人は、1人で行く方がより好記録を狙えると思います。
とにかく少ない人数で来店しましょう。
たくさん食べていれば、人が少なくても食休みをしているお客さんが応援してくれます!
食べ方編
ここからは食べ方のポイント!
そばをあまり噛まない
まずは、そばをあまり噛まないこと!つまり、あまり味わってはいけません(笑)。
家庭科の授業で習うように、人間は、噛めば噛むだけ満腹中枢が刺激され、満腹感を感じるようにできています。
それを逆手にとって、できるだけ満腹感を感じないように、1杯当たり1~2回噛んだらそのまま麺を飲みこみましょう。
ソバ自体の香りが強く、かつおだしも効いているので、じっくり噛んで味わわなくても、十分に風味を感じることができます。
とにかくささっと噛んだらするっと飲んで、次の1杯を入れてもらうことに全身全霊をかけましょう。
つゆを飲まない
かつおだしにくぐらせているので、麺を食べれば食べるだけ、おわんにつゆがたまっていきます。
いい香りがするのでつい飲んでみたくなるのですが、事前準備編でお伝えしている通り、水分はお腹が膨れるので厳禁!
つゆを捨てる容器が用意されているので、3~5杯ごとにリズムよく捨てましょう。
また、麺についたつゆを少しでも落とせるように、おわんを奥に倒した状態で給仕してもらうこともおすすめします。
薬味はギリギリまで我慢する
実は、わんこそばには豊富な薬味がついてくるんです。
東家のわんこそば(3,520円)だと、こんな感じ。
薬味:鮪刺身・なめこおろし・とりそぼろ・胡麻・海苔・一升漬・つけもの、とろろ・ねぎ・わさび、もみじおろし・デザート
引用元:わんこそば|東家
こんなにたくさんあるなら、ちょっとずつ色々な味を楽しみたいなと思うところですが、100杯以上食べたいなら、まず80杯くらいまでは、薬味なしでひたすらそばだけを食べましょう。
理由は2つ。まずはお腹がふくれないようにするため。
そして、もう1つ大切な理由は、ソバのにおいに飽きたときにそのにおいをもみ消すために薬味が役立つからです。
よく味チェンに使うと言いますが、個人的には味を変えるというより、ソバのにおいを消すという方がしっくりきます。ソバの香りをずっと嗅いでいると、だんだん飽きてきて、香りから「におい」という存在になってしまうんです。
そんな時に味や香りにアクセントのある薬味が大活躍!わたしのおすすめは、もみじおろしとつけもの。どちらも少量で鼻の奥まで通る香りがあるため、においに飽きたあとのよい気分転換になり、また箸が進むようになります。
あとは自分の目標までとにかく食べ続けるだけ!
自分のタイミングでおわんにしっかり蓋ができるように、限界のちょっと前くらいで、給仕さんに「〇〇〇杯まで行ったら終わりにします!」と宣言しておくと、ちょっとだけ蓋を閉めやすく手加減してくれます(笑)。
コツをつかんで手形を手に入れよう!
以上、わんこそばを100杯以上食べるコツ5つでした!
もちろん人それぞれ胃のキャパシティは違いますが、ちょっと工夫するだけで、いつもの自分より食べられるようになるはずです。
これからわんこそばに挑戦するなら、是非東家で100杯食べて、手形を記念にお持ち帰りしてくださいね!
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