近場でヨーロッパ気分が味わえるらしいウラジオストクに行ってみたいけど、何日必要なの?どのくらいお金がかかるの?実際どんな感じなの?という人のために、今回は3泊4日のウラジオストク旅行で実際にたどったルートとかかった費用、行ってみた感想をまとめて紹介します。
\ ウラジオストクがどんな場所か気になる人は、まずはこちらの記事からどうぞ /
4連休でポイントをおさえた観光プランはこれ!
2月に会社の3連休があり、欲張ってもう1日有休をつなげて4連休にできそうだったので、3泊4日のプランを計画。
短い日程の旅行でわたしがいつも大切にしているのは、その旅の大きな目標を明確にしておくこと!
ただなんとなく行って帰ってくるだけだと、なんとなく疲れて終わってしまうし、細かく行きたいお店や見たいものをリストアップしても、リストの内容をこなすだけでやっぱり疲れて終わってしまう…
なので、自分なりにこれだけは達成したい!これのために行くんだ!というものを何でもいいので、欲張らずに数を絞って決めておくと、より満足度の高い旅を楽しめます。
今回はウラジオストクっぽさを意識して、こんな目標を立ててみました。
②バレエを見る
③極寒のロシアを体感する
④極東を感じる
ちょっといつもより欲張ってしまったwそれはさておき、その目標をもとにざっくり立ててみた予定は、こんな感じになりました。
Day 1 | 8:00 伊丹空港発 9:15 成田空港着 16:25 成田空港発 20:10 ウラジオストク国際空港着 移動 セルフチェックイン 遅めの夕食をとり就寝 |
Day 2 | 日中 市内観光 (スポーツ湾、博物館・歴史的建造物めぐりなど) 17:00 マリインスキーバレエ鑑賞 夜 カップラーメン凍らせチャレンジ(気温次第) |
Day 3 | 終日 市内観光 (キタイスキー市場など) 夜 カップラーメン凍らせチャレンジ②(気温次第) |
Day 4 | 11:00 ウラジオストク国際空港発 12:15 成田空港着 16:55 成田空港発 18:15 伊丹空港着 |
宿泊先 | 噴水通り沿いの宿(Airbnb) |
極寒を体感するには、バナナで釘を打つか、カップラーメンを食品サンプルのように凍らせるかのどちらかだと思ったのですが、釘を機内持ち込みするのは難しそうだったので、今回はカップラーメンを凍らせてみることに。
2020年2月当時に日本から運行している直行便は、現地夜着・朝発便のみ。丸々動けるのは中日の2日目と3日目なので、あまり詰め込みすぎないように、あくまでざっくり予定。
事前に調べた気になるスポットを頭に入れておき、あとは現地での気分と天気で行先を決めることにしました。
実際のルートと旅のハイライトはこちら!
それでは実際にどんなルートで回ったのかをご紹介。
メインの観光日は2日目と3日目。そのうち2日目は歩いて回れる市街地を中心に観光し、移動に慣れてきた3日目は、バスに乗って少し離れた市場まで足を延ばしてみました。
Day 1 | 8:00 伊丹空港発 9:15 成田空港着 16:25 成田空港発 20:10 ウラジオストク国際空港着 移動 セルフチェックイン 夕食:Tsekh(ロシア料理・シーフード) |
Day 2 | 日中 市内観光 ・スポーツ湾 ・ディナモ競技場 ・旧堀江商店 ・ウラジオストク駅 ・ニコライ2世凱旋門 ・潜水艦C-56博物館見学 17:00 マリインスキーバレエ鑑賞 夜 カップラーメン凍らせチャレンジ(成功!) 朝食 :ウフ・トゥイ・ブリン(ブリヌイ) おやつ:ピラジョーチニッツァ(ピロシキ) 昼食 :ニルィダイ(ロシア大衆食堂) 夕食 :スヴォイフェーテ(ロシア料理・シーフード) |
Day 3 | 終日 市内観光 ・キタイスキー市場 ・アルセー二エフ記念国立沿海地方博物館 ・スポーツ湾 夜 カップラーメン凍らせチャレンジ②(成功!) 朝食 :ノスタリギア(ロシア料理) 昼食 :パイファクトリー(カフェ) 夕食 :ポルトフランコ(ロシア料理・シーフード) |
Day 4 | 11:00 ウラジオストク国際空港発 12:15 成田空港着 16:55 成田空港発 18:15 伊丹空港着 昼食: ウラジオストク国際空港地下の食堂(ロシア料理) |
宿泊先 | 噴水通り沿いの宿(Airbnb) |
前半と後半でそれぞれ詳細なルートを別記事でまとめたので、詳しい情報は下からどうぞ!
\ 前半2日間の詳細な旅の様子はこちらの記事で紹介しています /
\ 後半2日間の詳細な旅の様子はこちらの記事で紹介しています /
また、今回初めてのウラジオストク旅行をして、ここだけは外せないなというスポットもまとめてみました。
真冬に行ったということもあり、個人的なハイライトは、どれも人生初体験のこの3つ!
かかった費用(ざっくり)
それでは一人当たりの費用について。
食費や移動などは細かく記録をつけていなかったので、両替した金額とクレジットカードの明細からざっくり概算です。
航空券 | 42,760円(JAL公式サイト) |
宿泊 | 4,537円(Airbnb) |
バレエチケット | 3,315円(マリインスキーバレエ公式サイト) |
食事・移動・その他 | 15,257円 |
3泊4日の合計で約66,000円!
物理的な近さもあって、EU諸国に行くより航空券が割安だったほか、現地の食費や交通費も全体的に安価な印象でした。
近くて異国情緒が味わえて、おまけにお安く行けるなんて、サラリーマンの週末旅行にぴったり!
目標は達成できた?
さて、旅行の前にざっくりと立ててみた旅の目標。いつもより欲張ってしまいましたが、実際に達成できたのかというと…
②バレエを見る→〇(ドン・キホーテを見られた!)
③極寒のロシアを体感する→◎(凍った海を歩いてカップラーメンを凍らせた!)
④極東を感じる→◎(キタイスキー市場で独自の食文化を実感し、沿海州博物館でこの土地の歴史を感じられた)
欲張ったわりに全部達成できてました、よかった!
実際に行ってみてどうだった?
旅に出ていつも面白いと思うのは、行く前のイメージと実際に行ってみて感じることの違い。
旅の目標に掲げることは、たいてい事前に自分でその国やその土地らしさを感じられると思ったことになりますが、旅から帰ってくると、それ以外のことが強く印象に残った、という経験も多々あります。
今回一番印象に残ったのは、人の優しさとごはんのおいしさ(笑)。
以前アエロフロートでモスクワを経由した時の印象から、とても冷たい印象を勝手に持ってしまっていましたが、今回ウラジオストクを街を歩いて、そのイメージは完全になくなりました。本当にみんなニコニコしていて優しくて、温かさが魅力の街なんだと感じるまでに。
あとはとにかくごはんがおいしい!!!!これは個人差があるのでお口に合わない人もいるかもしれませんが、わたしの胃袋にとってはおいしいごはんばかり食べられて、最高の4日間になりました(笑)。
ウラジオストクで感じたことの詳細は下の記事でも紹介しています。
近くて安くて魅力的な文化のあるウラジオストク、今後の旅の定番に!
以上、ウラジオストク旅行の旅程・費用・感想のまとめでした。
日本(成田)からたったの2時間半、物価がそれほど高くなく、極東らしい独自の文化で魅力のあふれるウラジオストク。国内旅行や近場のアジア圏に行き慣れてしまった人は、次の旅先候補にいかがですかー?
まだまだ海外旅行ができる状況ではありませんが、少しずつ経済活動再開の兆しが見えてきました。今のうちにゆっくり計画して、ぜひウラジオストクの魅力を味わってみてくださいね。
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