【弾丸ウラジオストク】実際に観光してみて感じた3つのこと

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 2020年2月に行った3泊4日の弾丸ウラジオストク旅行。トランジットを除けば、今回が初めてのロシア旅行でした!

当時(2010年夏)トランジットするにもビザが必要で、大学の授業の合間を縫って大使館に2度も足を運んだり、実際に行ってみたら空港の保安の人がめちゃめちゃ怖かったり、歴史の授業で習ったスターリンの粛清が恐ろしすぎたり(歴史上にはびっくりする独裁者他にもたくさんいますけどねw)、なんとなくあまりよい印象がなく、行くのを敬遠していたロシア…

ところが、電子簡易ビザの発給が始まり、いくつかの都市へは前より旅行のハードルが下がったこと、一度は見てみたかったマリインスキー・バレエの支部がウラジオストクにできたこと、それに日系航空会社が2社ともウラジオストク便の就航を決めたことで、なんとなく、今ウラジオがキテるのかな!?と思い行ってみることに(笑)。

そんな完全にノリで始まったウラジオストク旅行。実際に行ってみると、おいしいごはんを楽しめて、バレエも見られて、近場で気軽に西洋の風を感じられて、素敵な時間を過ごせて大満足!

それだけじゃなく、ちょっとしたことでのこれまで持っていたロシアに対する漠然としたイメージ(悪く言えば偏見)が払しょくされたり、新しい発見があったり、精神的に実りのあった旅行になりました!

そこで今回は、そんなウラジオストク旅行で感じたこと3つを簡単に紹介します。

定番の観光スポット情報は皆無ですが(笑)、実際にどんなところか気になる人は読んでみてください!

人々がニコニコしていて優しい!

とにかく街で一番びっくりしたのがこれ!みんなニコニコしていてとっても優しい…!タクシーやバスドライバーのおっちゃんや、レストランのウェイターさん、銀行の窓口のおばちゃん、博物館や劇場のチケットもぎりのおばちゃんなどなど…!

ニコニコしてるだけじゃなくて、タクシー乗り場がわからなかったり、メニューが読めなかったり、ちょっとしたトラブルがあっても、「スパシーバ」しか言えない日本人観光客を軽くあしらうことなく、丁寧に教えてくれるんです。

右も左もわからない観光客にとって、現地の人に優しく接してもらえるというのは、それだけでとっても安心するし、旅の満足度が上がりますよね。

以前モスクワの空港で冷たい雰囲気を感じて以来、旧共産圏×極寒=不愛想?と勝手に思い込んでいた自分が恥ずかしくなるほど。

もちろん、面積的には比べ物にならない日本ですら地域差はあるので、ロシアと一口にくくることはできませんが、少なくともウラジオストクという街は、真冬で気温がずっと氷点下でも人間味があって心は温かいところなんだなと思いました。

気温的には、外で売られている魚がカッチカチに凍るくらい寒いんですけどね。

街はほぼキャッシュレス!

もう1つがキャッシュレスの浸透ぶり。

空港からのタクシーはもちろん、市内のレストランやスーパー、博物館などではほぼ現金は不要!そして路線バスも、外観はへこんでいたりボロボロだったりするのですが、現金と合わせてクレジットカード支払い用の端末がついていました。

路線バスもクレジットカードで支払いができるようになっていました

ピロシキ屋さんなど一部の軽食屋や市場の露店は現金のみの場所もありましたが、たいていの場所はクレジットカードがあればなんとかなることがわかりました。

実はウラジオストク旅行、旅の序盤でルーブルを手に入れるのはちょっと難しいんです。

日本で換金しようとすると、レートがめちゃくちゃ悪い。それなら現地の空港でと思うところなのですが、日本からの直行便は夜に到着する場合が多いので、そのころには両替窓口が閉まっているという(笑)。

でも、市街までのアクセスや食事でキャッシュレス対応ができれば問題なし!

どうしても現金が必要な場合は日~土まで休まず営業している銀行があるので、到着の翌日以降ならそこで現金をゲットできちゃいます。

サミット銀行(Саммит банк)
住所:Ulitsa Admirala Fokina, 18, Vladivostok, Primorsky Krai, 690091
営業時間:9時~19時
個室に分かれているのでセキュリティも安心!

旧共産圏ってなんとなくインフラが古いままのイメージがあったのですが、支払いに関しては、全然そんなことはありませんでした!むしろ路線バスでもカードが使えるなんて日本より便利ですね。

とにかくディルをよく食べる!

ディルと言えば北欧料理なイメージでしたが、ウラジオストク滞在中に訪れた全てのレストランでは、どこかに必ずディルが使われていました

ロシア料理自体もピロシキとボルシチくらいしか認識できていませんでしたが、実際は3泊4日じゃ食べきれないくらい、色々な料理がありました。

ブリヌイ(クレープのようなもの)やペリメニ(餃子のようなもの)、じゃがいものソテーのようなものまで、何にでも添えられているディル。

韓国でいうところのキムチレベルにディル。

個人的にディルが大好きなので、単純にディル天国に大喜び(笑)。

ブリヌイの中に刻んだディル
(ポーランド料理だけど)ピエロギとディル
ボルシチとディル
料理名忘れてしまったけど…大量のディルw

日本からこんな近くに自分好みの食文化があったなんて、グルメを楽しむためだけの再訪もアリだなと思うくらい、ロシア料理×ディルを楽しめました。本当においしかった!

自分にしかできない発見や気づきを楽しむ旅に!

以上、わたしが実際にウラジオストクに行ってみて感じたこと3つでした。

同じ場所を訪れても、経験や好みが違えば感じることや気づくことは違ってくると思います。

わたしにとっては、旧共産圏という言葉からイメージしていたことと実際のウラジオストクの街の様子は違うと感じたり、今までは知らなかった自分好みの食べ物をたくさん見つけたりしたことが、とにかく楽しかったです。

知らない土地へ旅行に出るとき、よいイメージも悪いイメージも、なにかしら予想をもって出かけると思います。実際に訪れてみて、イメージ通りでもそうじゃなくても、そこから新しい発見や気づきがあると、旅がもっと楽しくなる!

ぜひこれからの旅先での過ごし方の参考にしてみてくださいねー!

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