【節約術】宿泊費が安いだけじゃない!ホステル宿泊でもっとお得に旅できる理由3つ

ホステル ドミトリー節約術

色んなところに旅行へ行きたいから、一回あたりにかかる費用を抑えられたらいいな、と思っている人は少なくないと思います。

わたしもその一人。安全にお得に旅するために、これまでいろいろな節約術を試してきました。

その節約の定番が、宿泊費を削ること!

ホテルではなくホステルに宿泊することで、1泊あたりの宿泊費をぐっと下げることができます。

しかしこのホステル宿泊、実は単純に宿泊費が安いだけでなく、他にもお得な旅ができるポイントがいくつか隠されているんです。

そこで今回は、ホステル宿泊でもっとお得に旅ができる理由を3つ紹介します。

ホステルっていったいどういうものなの⁉という人にもぜひ読んでみてほしいです。

ホテルとホステルの違いって?

まず簡単に、ホテルとホステルの違いから。

例えば日本では、旅館業法という法律によって、旅館業を4つの種別に分類しています。

(1)  ホテル営業
 洋式の構造及び設備を主とする施設を設けてする営業である。

(2)  旅館営業
 和式の構造及び設備を主とする施設を設けてする営業である。いわゆる駅前旅館、温泉旅館、観光旅館の他、割烹旅館が含まれる。民宿も該当することがある。

(3)  簡易宿所営業
 宿泊する場所を多数人で共用する構造及び設備を設けてする営業である。例えばベッドハウス、山小屋、スキー小屋、ユースホステルの他カプセルホテルが該当する。

(4)  下宿営業
 1月以上の期間を単位として宿泊させる営業である。

引用元:旅館業法概要|厚生労働省

国や地域によって法律が異なりますが、一般的な考え方として、ホテルや旅館と違い、ホステルではバストイレや自分の寝る部屋などを、他人と共用で使用すると考えておけば問題ないです。

ホテル(旅館)=個室で全サービスが完結する
ホステル=バストイレ・部屋などを共用で利用する

また、簡易宿所なのでアメニティがなかったり、自分でシーツをしいたり、サービスも簡素化されています。

スペースの共有化や一部サービスのをカットすることで、割安な価格の部屋を提供をしているんですね。

それではここから宿泊以外でもお得な理由を見ていきます!

ホステル宿泊がお得な理由3つ!

観光施設やアクティビティの割引チケットが手に入る!

ビジネスマンも多く利用するホテルと違い、ほとんどの宿泊者が観光客であるホステルには、提携している観光施設やアクティビティの割引券を用意していることが多くあります。

レセプションにチケットが並んでいて、好きなものを自由に取るスタイルが一般的ですが、ときにはレセプションの人に相談するとお得な割引券を案内してもらえることも。

以前サンフランシスコで宿泊したHI San Francisco Fisherman’s Wharf Hostelでは、自転車を借りてゴールデンゲートブリッジに行きたいと相談したところ、レンタサイクル25%オフのチケットを出してもらえました。

定価だと1日30ドルを超えていたので、大学生にはまぁまぁの出費の予定だったのですが、割引券をもらえてとってもお得な気分になりました(笑)。

ゴールデンゲートブリッジ
実際ゴールデンゲートブリッジを自転車で渡りました!めっちゃ長かったw

旅人から観光情報を聞ける!

ホテルとホステルの違いの1つが、他の旅人との交流の有無。個室で全てが完結するホテルと違い、共用のリビングスペースやドミトリーの中などで、世界中の旅人と話すことができます。

中にはおすすめの観光地を教えてくれたり、街を案内してくれる頼もしい人との出会いも。

例えば、ニュージーランドをロードトリップしていた際にホステルで出会った韓国人の女の子からおすすめされたレイク・ワナカ。

当初予定には入っていなかったのですが、めちゃくちゃきれいだったとおすすめされたので予定を少し変更し、立ち寄ってみることに。

ニュージーランドでたくさんの湖を見ましたが、最終的に水の色が一番クリアで好きだったのはここ、レイク・ワナカでした。素敵なスポットを教えてもらえて感謝。

ワナカ湖
ニュージーランド南島レイクワナカ。水がクリアでめちゃくちゃきれい!

また、まだ大学生だった10年前、初めてパリを訪れたとき、パリ市街は高すぎたため、郊外のホステルに滞在しました。

到着が夜遅く、空港にオーナーが迎えに来てくれたので、電車やメトロのことがいまいちよくわからない…そのとき同室だったアメリカ人の男の子が、しばらく滞在しているからと、鉄道の乗り方を教えてくれ、オルセー美術館まで連れて行ってくれました。

Noisy-Champs駅
今更地図で調べると、だいぶパリ市街から遠いところだったNoisy-Champs駅。

他の旅人と交流できる環境だと、ちょっとした会話からおすすめを教えてもらえたり、旅の助けをしてもらえたり、運次第ですがいい出会いがあるとお得!

自炊ができる!

また、ホテルとホステルの大きな違いのもう一つが、共用スペース。ホステルにはたいてい共用スペースとしてキッチンがついています。

旅行中、毎食外食するのも費用がかさむ要因の1つです。特に欧米だと、量を減らしてもうちょっと安く提供してくれればいいのに…ということもありますよね。

毎食外食でそろそろ胃が疲れてきた、なんてときは、自炊をしてみましょう。

たいていのホステルの場合、食器や誰かが残していった調味料などは自由に使えるようになっています。また大型の冷蔵庫が用意されているので、スーパーで食材を買い込んで保管しておくこともできます。

パリホステル キッチン
パリで宿泊したホステル。オーブンや湯沸かし器、鍋類など何でもそろっていました。
テカポ湖 ホステルで自炊
ニュージーランドのレイク・テカポで宿泊したホステルにて。テラス席があったので作った朝ごはんを外でいただきました。

自分たちが食べたい量だけを作れるので、自炊を上手にはさむことで、量が多くて割高な外食を続けるより、ぐっとお得に過ごせます。

お得に旅したいけど他人と相部屋は嫌!そんな場合は…

個室を用意しているホステルもある!

実は、ホステル=相部屋必須というわけではないんです。ドミトリーの他にダブルやツインルーム、ファミリールームを併設しているホステルもけっこうあります。

もちろんドミトリーに宿泊するのが費用的には一番お得(しかも一部屋あたりのベッド数が多いほど安くなる)なのですが、他のお得なポイントと合わせて考えると、一般的なホテル宿泊に比べて、ホステルの個室宿泊の方が割安になることも!

グループ旅行なら1部屋占有もアリ!

ドミトリーのみのホステルでも、他人と相部屋にならないちょっとした裏ワザ。

それは、旅行する人数と同じ定員の部屋を選んで宿泊すること!

何十人で一部屋という合宿所のようなホステルもありますが、小規模のホステルだと一部屋の定員が3~6人程度のところが多い印象です。

数人のグループ旅行をする場合、自分たちの人数と部屋の定員を合わせることで、ドミトリーでありながら、自分たちだけでのびのび部屋を使うことができちゃうんです。

同じ定員の部屋がたくさんある場合など、予約方法によっては部屋が分かれてしまう可能性もあるので、予約時にみんなを一部屋にまとめてほしい旨をリクエストしておくと安心です。

ホステル宿泊で賢くお得な旅を!

以上がホステルに宿泊してもっとお得に旅できる理由3つでした。もちろん、必ずしも全てのホステルにあてはまるわけではないと思いますが、うまく利用することで、いつもよりお得に旅できるかも⁉

ぜひホステルで提供されているサービスや、他の旅人とのコミュニケーションを上手に利用して、お得な旅をしてみてくださいねー!

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