マニラとセブからフィリピン最後の秘境と言われるエルニドまで、直行便を出しているエアスイフト航空。日本からエルニドまでのアクセスが格段によくなりました!
そんなエアスイフト航空を使ってエルニドに行きたい人のための予約~搭乗丸わかりガイド、第2編はパッキング編!
弾丸・節約のハイブリット旅行が大好きなわたしが、予約クラスが低くても追加費用をかけずに済む、コンパクトなパッキング方法を伝授します。
エアスイフト航空の荷物規定をおさらい
まずはエアスイフト航空の予約クラス別の荷物規定をおさらい。
| Promo | Basic | Value | Premium |
機内持ち込み荷物 | 7 kgまで | 7 kgまで | 7 kgまで | 7 kgまで |
預け入れ荷物 | 有料 | 有料 | 10 kgまで | 20 kgまで |
つまり、一番安いPromoとBasicの予約クラスで追加費用を発生させないためには、すべての荷物を34.2 cm(W)×22.8 cm(D)45.7 cm(H)以内のサイズのカバンに7 kg以内で収める必要があるんです。※別途身の回り品を入れたハンドバッグは持ち込み可
参考までに、ANAの座席数100名以下の小さな機体への持ち込み荷物のサイズ制限は、一般的にこの通り。
重量 | 10 kg |
サイズ | 3辺(D・W・H)の和が100cm以内 かつ3辺それぞれの長さが45cm × 35cm × 20cm以内 |
サイズはあまり変わりませんが、重さについてはちょっと厳しめですね。
この条件で、3泊5日分の海外旅行の荷物を収められるのか、検証します!
コンパクトで軽いパッキングのポイント
バックパック>スーツケース
まずはバッグもできるだけ軽いものをチョイス。スーツケースだとがっちりしている分フレームやキャスターの重さも相まって、相対的に重くなりがちです。規定内のサイズや重さに収めるには、バックパックが安心です。
また、バックパックにするともう一ついいこと、それは、少し大きめでもパンパンに入れなければその分を圧縮して体積を小さくできること!コンプレッションストラップで簡単に圧縮できるので、サイズが微妙なときは、少しスペース余裕をもって収納し、最後にストラップで調整するのがおすすめです。
服はとにかくかさばらないものをチョイス
荷物の中でかさばるものと言えば服。寒冷地に行くときは難しいですが、フィリピンのようにあったかい地域へ行く場合は、できるだけかさばらなくて軽い服をチョイスします。現地で洗ってもすぐに乾くので一石二鳥!
今回はほぼ海で遊ぶことを想定して、水着の他はスポーツ用の速乾Tシャツや、アジア旅でおなじみ(?)のタイパンツを中心に持っていきました。
また、どうしても荷物に収まらない場合、搭乗時に着用する、という裏技も覚えておくとどこかで役に立つかも…!?
少しでも重そうなものはハンドバッグへ
重さはちょっとしたものの積み重ねです。カメラやガイドブックなどの書籍、液体類などかさのわりに重みを感じるものを、持ち回り品用のハンドバッグに移すだけでも、意外と荷物軽くできます。
実際にパッキングスタート!
バッグはCHUMSのデイバッグとレスポのショルダーバッグ
今回エアスイフト航空で一緒に旅するおとものバッグは、CHUMSのデイバッグとレスポートサックのショルダーバッグ。
CHUMSのデイバッグは現在取り扱いが終了しているデザインのものなのですが、似たような形のデイバッグは今でもたくさん取り扱われています。公式サイズはタテ52 cm x ヨコ28 cm x マチ17 cmですが、上部のポケットに物を入れなければ45 cm以内に収まります。
レスポートサックのショルダーバッグは、海外旅行先で遭遇する日本人で使ってる人も多い、DELUXE EVERYDAY BAG。とにかくポケットが多くて細かいものが収納しやすく、チャックでマチを拡張できるので帰りに少し荷物が増えてしまっても収納できて、とっても便利です。
持ち物リスト
移動中の使用頻度や重さ・サイズを考慮して、2つバッグにはそれぞれ下のように荷物を振り分けました。
・パスポート
・財布(現金・クレジットカード)
・eチケット
・カメラ(RX-100M5a、Gopro Hero 5)
・充電ケーブル類
・予備メディア
・ハンカチ
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・シャンプーなど液体類
・化粧品、日焼け止め、メイク落とし類
・筆記用具
・下着 5
・水着 1
・ラッシュガード 1
・Tシャツ(速乾のもの)3
・ランパン 1
・タイパンツ 2
・ロングスカート 1
・フェイスタオル 2
・シュノーケルセット(フィンは断念)
・マリンシューズ
・ビーチサンダル
・ウルトラライトダウン(機内・冷房対策用で暖かい地域でも必須!)
・洗剤(粉末タイプ)
・友人へのお土産(アマノフーズのフリーズドライセット)
荷物の中で一番かさばるのは服なんです。滞在日数があまり長くないので、下着は全日程分持っていきましたが、その他は薄いものを中心にそろえ、量を最小限に減らし、全日程分ないものは現地で適宜洗って着回しました。ということで洗剤必須!!
12月のエルニドは乾期で暖かいので、洗濯ものも乾きやすくて助かりました。
パッキングの便利グッズ
あまりトラベルギアが多い方ではないのですが、パッキングするときは、とにかく同じグループの物をひとまとめにしてからリュックやスーツケースに詰めるようにしています。
そんなときにおすすめなのが、無印良品のパラグライダークロスたためる仕分けケース!名前の通り、仕分け用のケースです。
サイズが3タイプ、またシングルとダブルがあってバリエーションが豊富!
わたしはSサイズに下着類、Lサイズに普通の洋服とパジャマ用の服、水着やラッシュガードなどのアウトドアギアに分けて収納しています。どちらか空いてるほうにタオルも2つ折りで薄くしていれておきます。
また、もう一つのおすすめが、これまた無印良品のポリエステル吊して使える洗面用具ケース 。洗面用具やメイクグッズなどをすっきり収納できるだけじゃなく、旅先でもつるしてそのまま使えるめちゃくちゃ便利なトラベルグッズです。
実際に問題なく搭乗できた?
できるだけかさばらない荷物を選び、パッキンググッズをうまく利用して詰めたのがこの状態。
大きめの仕分けケースを最初に底に入れ、隙間を小さなポーチで埋めていくようにパッキングすると、余計な隙間がなく全体的にものを詰めることができます。
リュックの重さもしっかり7 kg以内におさまりました!
搭乗当日、チェックインカウンターで預け入れの有無を聞かれるので、持ち込み(carry-on luggage)のみと伝えるとちゃんと荷物を目視でチェックされ、タグをつけてもらえます。今回は特に突っ込まれることなく、無事に搭乗できました!
少しの工夫でお得なパッキング
ということで、予約クラスによっては小さな機内持ち込みしか認められていないエアスイフト航空で、追加費用を払わず荷物をパッキングする方法をお伝えしました。
7 kgまでに全部をまとめるのは難しそう…と思って事前に追加料金を払う人もいるかもしれませんが、これを見れば、ちょっとの工夫で規定内でも必要なものは全て持っていけるとわかってもらえると思います。
まずはいらないものを持っていかないことが一番ですが、必要なものも現地で洗って着まわしたり、バッグも含めてできるだけ軽いものを検討したり、少しの工夫でコンパクトでお得なパッキングを目指してみましょう!
それでは次回は最後の搭乗編です。
コメント