【有休フィリピン】もはやコスパとか言う次元じゃない!心の底から癒やされたBackpackers Island宿泊レポート

Backpackers Island Darocotan宿泊

2019年12月、人生2度目フィリピン旅行。1回目は首都マニラのあるルソン島のみだったので、今回は離島に挑戦!選んだ先はフィリピン最後の秘境との呼び声高い、パラワン諸島のエルニド(El Nido)。

高級リゾートのイメージが強かったですが、何か庶民的な安宿でもないかなと探していたら偶然見つけたのが、Backpackers Island

1部屋2人利用で朝食付き3泊¥22,841!1泊1人あたりだとおよそ¥3,800ということで、サラリーマンとしてはまずまずのお値段。

情報をよく見ると、いわゆるエルニドではなく、離島のよう…その名はダロコタン島(Darocotan Island)…?

どこだそれw

聞いたこともない島だったのでますます行く気UP!ここへの宿泊を決めました!

ということで、今回はエルニドの離島、ダラコタン島で宿泊したBackpackers Islandの魅力を紹介します。

定番リゾートに行き飽きた人、必見!世界はまだまだ広い!

Backpackers Island基礎知識

Backpackers Island
ちょいボロの看板がなんともいい味を出すBackpackers Island

施設の基本情報

Backpackers Islandはエルニドの離島ダロコタン島にある宿泊施設です。

・住所:Darocotan Island, El Nido, 5313 Palawan
・電話番号:+63 917 795 6796
・公式サイト:http://www.backpackersph.com/
・宿泊予約:Booking.comAgodaExpediaなどからオンライン予約可能

部屋はシングルかダブルの2パターン。天井が完全に密閉されていないので、ベッドの上に蚊帳が吊ってあります(でも蚊に刺されたから虫よけは必須です)。

Backpackers Island客室
部屋はベッドと少し荷物を置くスペースがある程度。寝るための場所って感じです。
Backpackers Island客室
なんと、コンセントもありました!通電時間は日没から就寝まで。

バス・トイレは共同で使用。

Backpackers Islandシャワー
完全にシースルーの屋外シャワー。一日中海にいて水着だったので、水着を着たまま洗いました。
Backpackers Islandトイレ
トイレは3つ。どれもきれいに掃除されていて不快感ゼロ!

ダイニングバーエリアで食事を楽しめます。

Backpackers Islandダイニングバー
海をみながらのんびりごはん。至福のひと時です。

アクセス

エルニドの空の玄関口、エルニド空港から車で40~50分程度で最寄の港へ。そこから船に乗り換え20分程度で到着します。

エルニド 車窓
空港から港までの車窓。素朴な風景に島に着く前から癒されました。
バンカーボート
バンカーボートでダロコタン島へ

おそらく公共の交通機関は存在しないと思うので、宿泊する場合はオーナーにピックアップをお願いしましょう!空港の出口で名前を掲げたドライバーがお出迎えしてくれます。

Backpackers Islandの癒しポイント4つ!

いよいよこの宿の魅力を紹介していきます。わたしが心の底から癒された理由とは?

ビーチフロントでロケーション最高なのに人が少ない!

まずはこのロケーション。宿の目の前が海、しかも穏やかできれいな海!それでいて人が全然いないんです。

ダロコタン島
リゾート旅行といったらやっぱりビーチでのんびり。人が全然いないので本当に心穏やかに海を見ていられます。

きれいなビーチというとたいていは人気ビーチなので、世界中から人が集まってきます。せっかく自然はきれいなのに、人が多いと何だか疲れてしまうことも。

しかもテンションが上がりすぎて騒いでいるグループを見ると、ちょっと引いてしまうこともありますよね…

しかし!ここの宿(というか島全体?)は人がめちゃくちゃ少ない!!たまに昼間のツアーでトイレ休憩に立ち寄る人たちもいるようですが、アクセスがあまりよくないことが功を奏し、基本的には宿泊者しかいません。

しかも、大型のホテルではないため、数人程度。人混みに疲れることなく自然を存分に感じて心のリフレッシュができちゃいます。

ダロコタン島 夕焼け
この日はもう一組カップルが宿泊していました。夕やけのきれいさにうっとり。
ダロコタン島 カクレクマノミ
その辺を潜るとその辺にいるカクレクマノミたち。見ているだけでめちゃくちゃ癒されます。

日替わりで手作りごはんが食べられる!

2つ目の癒しポイントは、手作りごはん。なんと3食ともオーナーの奥さんが手作りでごはんを作ってくれるんです(昼食と夕食は別料金)!

ダロコタン島 朝食
朝ごはんはパンケーキとオムレツ。日によっては焼きバナナもありました。

それなりのホテルでも、朝ごはんはコンチネンタルブレックファスト、昼と夜はブッフェだけどメニューが変わらないから、滞在するうちに飽きてくる…なんて経験をした人も少なくないと思います。

でもここなら毎日日替わりでフィリピンの家庭料理を楽しめちゃいます。

ダロコタン島 メニュー表
日替わりメニューは毎日黒板に書きだされます。この中から好きなものをチョイス。

手作り料理の優しい味が体に沁みわたり、胃も心も癒されます。

ダロコタン島 夜ごはん
市場で野菜を買ってきたら、それをその場で調理してくれました。おいしかった!

トイレがめちゃきれい!

3つ目のポイントは、トイレ(笑)。

離島や田舎の安宿あるあるだと思いますが、トイレが過酷…景色がよくてもトイレが過酷だと、トイレに行くたびに覚悟を決めなければいけないので、ちょっとテンションが下がりますよね。

あまり設備へのこだわりはない方だと思っていますが、トイレだけはやっぱりきれいなほうが嬉しいのが正直なところ。

なんと、ここBackpackers Islandのトイレは、わたしの離島の安宿宿泊史上一番きれいなトイレでした!

Backpackers Islandトイレ
まず見た目もしっかりしている、トイレエリア。
Backpackers Islandトイレ内部
もはや日本のトイレのなんらかわらないこの清潔感…!脱帽です。

めっちゃきれいじゃないですか…?このトイレを見た瞬間、ストレスフリーに楽しめるな、と心の底から確信しました。

オーナー夫婦のホスピタリティも最高!

最後に、やはり何と言ってもオーナー夫婦のホスピタリティが最高すぎて癒されました。

この宿に行くときや帰るときの送迎はもちろん、中日でエルニドのアイランドホッピングツアーに行ったときも、予告していた時間から大幅に遅れてしまったわたしたちの帰りをずっと待っていてくれて、明かりがないなかバンカーボートで連れて帰ってくれたり、

バンカーボートとオーナー
日が沈んで星空を見ながら島まで連れて帰ってくれるオーナー

まわりに生えているココナッツの木から、実を取ってきてくれて、何度もココナッツジュースをごちそうしてくれたり、

ココナッツジュース

3泊中2回もボンファイヤーパーティを開いてくれたり(笑)。

ボンファイヤー

アイランドホッピングツアーの予約を手伝ってくれたり、特別に電気を流してスマホを充電してくれたり、最終日も早朝発の予定だったので、日の出前からごはんの準備をしてくれたり、本当に何から何まで至れりつくせり。

たくさんお金をかけるラグジュアリーなリゾートではありませんが、人の優しさに触れて本当に癒されました…!

お金で買えない豊かさを感じたくなったらBackpackers Islandへ

以上がエルニドの離島、ダロコタン島のBackpackers Islandの宿泊レポートでした。

1泊¥3,800のお手頃価格ですが、これ以上のお金を出したとしても、ここでしかできなかっただろうという体験がたくさんありました。

社会人になると、大学生のころに比べて使えるお金が増えるので、ちょっと贅沢に高級リゾートホテルに泊まる人も増えたと思います。

物理的な豊かさを享受できるようになった今だからこそ、たまにはこんな秘境でお金で買えない豊かさを感じるのもいいかもしれませんね。

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