福岡から日帰りで行けちゃう長崎県の離島、壱岐島。
大自然や古代からの歴史の魅力が詰まった島ですが、忘れてはいけないのが島グルメ。海の幸から海の幸まで色んな特産物がありますが、その中で日帰り弾丸でもぜひ味わってもらいたいのがウニ!
なんと壱岐では、九州の外にはほとんど流通しないと言われている希少なウニ、赤ウニが食べられるんです!!
今回は、実際に壱岐を訪れたわたしがおすすめする、赤ウニ丼を紹介します。
ご当地グルメに目がない人、必見!
壱岐で食べられるウニって?
意外と知らないウニの種類
赤ウニ丼を紹介する前に、まずは日本で食べられるウニの種類を紹介します。
一口に「ウニ」と言っても実は種類はさまざま。なんと日本近海だけでも、約160種類ものウニが生息しています。そのうち食用となるのは次の6つ。
エゾバフンウニ | 北海道~東北北部に生息。バフンウニより一回り大きい。 |
キタムラサキウニ | 北海道~東北に生息。白ウニとも呼ばれる。大型。 |
バフンウニ | 北海道を除く全国に生息。輸入も多い。小ぶり。 |
ムラサキウニ | 本州中部~九州に生息。国内でよく見られる。 |
赤ウニ | 東京湾~九州沿岸に生息。温帯性。希少種。 |
シラヒゲウニ | 紀伊半島以南に生息。九州や沖縄でよく食べられる。 |
ウニというと北海道など北の方の地域をイメージしがちですが、実は北方系の種類の他に、赤ウニやシラヒゲウニのように温帯性のウニもいるんですね。
壱岐で食べられるウニは3種類!シーズンは?
この6種類のうち、壱岐で食べられるのは、ムラサキウニ(4~6月)・バフンウニ(6~8月)・赤ウニ(7~10月)。
4~10月の間であれば、何かしらのウニを食べられます!でもやっぱり食べるなら希少性の高い赤ウニ!ちょうどアウトドアのハイシーズンに当たるので、夏~秋のレジャーで壱岐旅行に行くなら、合わせて赤ウニも食べちゃいましょう!
壱岐でウニを食べられるお店はここ!
今回アカウニ丼をいただいたのは、お食事処大幸。壱岐島北部の勝本港から目と鼻の先にあるお店です。
歩いて港へ向かえる距離なので、辰ノ島クルーズに向かう前に、昼食を取っておくのにぴったり!
他にも島のあちこちでウニを提供するお店があります。
検索は壱岐観光ナビの公式ホームページからどうぞ!
お食事処 大幸実食レポート
「生うに丼」という、のれんの言葉に吸い寄せられて入店。
席につくと、店員さんから「今日アカウニの入荷ありました〜あと5人分あります!」の一言。
壱岐に行く前に、希少性があってシーズン中でもいつも食べられるわけではないと色々なところに書いてあったので、あまり期待しておらず、思わず「入ってるんですか!?」と謎にテンションを上げて呼応してしまいました(笑)。
他に1組しかいなかったので、念のため一通りメニューに目を通し、満を持して赤ウニ定食を注文することに。
そしてやってきたのがこちら!
たっぷりと赤ウニの乗った丼ぶりの他に、サザエとお魚のお刺身、あおさの味噌汁、アルマド(ゆで卵inかまぼこ)がついてきました。めっちゃ豪華!
見てください!ご飯の上にたっぷりと乗せられている、ふるふるの赤ウニ!
口に入れたとたんにウニの香りがふわっと広がり、濃厚だけど優しい甘さ!ウニの下に敷かれた海苔ともよく合って、するする口の中に入ってきてしまいます。
一つのウニからは多くて5葉しか取れないそうなので、いったい何個のウニがこの丼ぶりに乗っているんだ…!というまさに贅沢なひと時。
ご飯は多めでしたが、ウニが濃厚なのであっという間にペロっと食べてしまいました。
もちろん、お刺身やあおさのお味噌汁もとってもおいしかったです。海の幸を一気に満喫!めちゃくちゃ満足度の高いランチタイムとなりました。
赤ウニ丼定食のお値段は5,500円!\(^o^)/普通のランチに比べたらかなりの贅沢ですが、こんな贅沢も旅先だからこそ!毎月もらえるお給料に感謝しながらいただきましょう…!
グルメで身も心も満たされる旅を!
以上、壱岐に行ったら絶対に食べてほしい、赤ウニ丼の紹介でした!
今回は、弾丸日帰り旅行で食事のチャンスは1回しかなかったので、希少な赤ウニに一発で出会えたのは本当にラッキーだったと思います。ふわふわで濃厚な甘みがあって、胃袋も気持ちも心身ともに、すっかり満たされました…!
行ったら必ず食べられるわけではないですが、だからこそトライする価値がある!ぜひ壱岐に旅行に行くときは、赤ウニを探してみてくださいね!
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