前編に引き続き、この記事では3泊4日のウラジオストク旅の後半、3日目と4日目の詳細ルートを紹介していきます!
\旅の前編はこちらから/
Day 3 市内観光②
市内観光2日目も最高気温が氷点下のため、防寒着とカイロで寒さ対策を万全にして出発。この日は慣れてきたので、バスも使ってちょっと遠くへ行ってみることに。
ノスタリギアで朝ごはん
まずは朝ごはん。もうどこで食べてもおいしいんだろなと思いつつ、やってきたのはgoogleで適当に探して見つけたノスタリギア(Ностальгия)。
なんとメニューに日本語表記もありました。
注文したのはボルシチ、ペリメニ、ハチミツのブリヌイの3品。
言うまでもなく、全部おいしかったです!ウラジオストクのレストランはどこもスープ類がなんとなくぬるめに出てくるところが多かったのですが、ここはボルシチもペリメニも熱々!体の中からぽかぽかになりました。
ウラジオストクの台所、キタイスキー市場
バスに乗ってウラジオストクで一番大きい市場、キタイスキー市場へ。
市場に行けるバスは31番、49番、54番、90番。どれに乗っても片道28ルーブルです。日本円にして約50~60円!とってもお安い。しかもクレジットカードも使えるのでとっても便利!
最寄りのバス停で降りたところ、ちょうど路面電車がすれ違うところでした。
歩道がなく路面電車通りもギリギリのところをすれ違って行ったのでちょっとスリリング。
市場の手前の方は衣類や靴などの日用品の露店が並び、奥まで歩いていくと生鮮系食品系のエリアが見えてきます。
港町なだけあってサーモンやイクラなど海鮮食材のお店もたくさんありました。
よくボルシチの付け合わせに出てくる黒パンと豚の脂身的なもののお店も発見!やっぱりロシア料理の定番なんですね。
どこから運んできているのか、それともガラス温室で栽培しているのか、詳細は謎ですが野菜とフルーツもたくさん!
凍らせない対策なのか、屋外の店舗でも、トラックの荷台の手前に野菜を積み上げているところがよくありました。
晴れていて雪がないからわかりにくいですが、この時も気温は氷点下10度前後(笑)。めちゃくちゃ寒いんです。
そして面白かったのがキムチ屋さんの存在!店舗の数も一店舗の中でのラインアップもたくさんありました。これまでの旅先で、韓国以外の市場でこんなにキムチを取りそろえている市場は見たことがありません。
極東なだけあって、食文化が色々と混ざっているんだなと実感しました。ほかにも東南アジアの食材をたくさん扱うお店もあって、人種の多様性が感じられて面白かったです。
Pie Familyで軽めのランチ
お昼ご飯はカフェで軽めに。ほうれん草のスープとかぼちゃのスープ、カフェラテをとりました。
アルセー二エフ記念国立沿海地方博物館
小腹を満たしたあとは、セー二エフ記念国立沿海地方博物館へ。石器時代~ロマノフ朝ロシアまで、この地域で何が起こったのか、歴史を学べます。
渤海や女真人など世界史の授業で習った以来すっかり記憶の彼方に追いやっていた単語も出てきて、色々な意味で刺激的でした。
もう一度スポーツ湾へ
夕陽が見られるかなと思いもう一度スポーツ湾へ。この日は全体的に曇り空で、太陽ははっきりとは見えませんでしたが、だんだん日が落ちていく様子を凍った海の上から見届けるのはなんだか神秘的でした。
前日より風が穏やかで人が少なかったので、その後は飽きるまでスケートごっこをただただ楽しむ無邪気なアラサー…
ポルト=フランコ最後の晩餐
旅の最後の晩餐で向かったのはポルト=フランコ。開業は1919年という老舗のロシア料理レストランです。
この旅で一番のお気に入り料理になったブリヌイとクラブサラダ、サーモン、そして名前を忘れたグラタン的なサムシング(笑)を注文しました。
結局旅の最後までこれはずれだな、と思った食べ物はひとつもなく、何を食べても本当においしかったです。
もう一つ気づいたのは、ここの食事は何を食べても食べ飽きないこと!味が濃すぎず素材のうまみを生かしているものが多いんですかね。たくさん食べても何となく罪悪感も低くて、栄養のバランスが気になるアラサーにも優しい食文化でした。
カップラーメンチャレンジ②
カップラーメンを2つ持参してしまっていたので、せっかくなのでもう一度凍らせてみることに。
前日と同じようにインストラクション通りカップラーメンを作ってからフォークで麺をすくい、ベランダに放置。この日は背脂醤油でなんだか凍りにくそうでしたが、結果はこの通り。
ロシアの寒さすさまじ\(^o^)/
今冷静に考えると、普通に温かいまま食べればよかったな…凍らせてチンしたカップラーメンを2回も食べるとは…
いい時間になっていたので、その後はシャワーを浴び、荷物をまとめ、翌日の帰宅に備えました。
Day 4 帰国
全てがギリギリだった成田便搭乗
11時の飛行機だったので、9時までには空港に着くために、朝一でYandexアプリで配車。
感じのよいおばちゃんが乗せてくれました。空港までの道は通勤ラッシュの時間なのか、かなり渋滞していました。
途中でフロントガラスが凍ってきて、ドライバーのおばちゃんがそこになぜか水をかけてさらにガラスを凍らせるという珍事もありましたが、なんとか到着。
3日前空港から市街に出るときは40分もかからなかったのに、帰りは1時間くらいかかりました。朝便で帰国する人は、朝の混雑に要注意です!
オンラインチェックインがうまくいかなかったので、カウンターにならんでチェックインすることに。そんなに大勢が並んでいる印象はありませんでしたが、とにかく列が進まない!
空港までのアクセスに加えて、チェックインカウンターの混雑も考えて早めに空港に到着しておくことがおすすめです。
無事にチェックインを済ませ、ダッシュで地下の食堂に向かい、ちょっと遅めの朝ごはん。最後の食事にはビーフストロガノフ+マッシュポテトとボルシチを選びました。
あとは出国して、搭乗するだけ!しかし出国にもめちゃめちゃ時間がかかる\(^o^)/
何がどう時間がかかるものなのかわかりませんでしたが、ウラジオストクの空港から国際線に乗る場合、なんだかすべての手続きに時間がかかりました。おかげでfinal callで提示されている搭乗締切時間ギリギリに搭乗!
もちろん後ろに並んでいる人もいたので、みんなが乗ってから出発したと思いますが、慌てないためにも、とにかく早めに空港について早めに出国審査へ向かうことをおすすめしておきます。
成田で長いトランジットを経て帰宅
12時半ごろ無事に成田空港に到着。スムーズに入国し、その後はwifiを返却したり、旅の写真を振り返ったりしながら3時間以上をつぶし、16:25の伊丹便に乗り、無事に帰宅しました。
旅のトータル日程と費用・感想などのまとめはこちらの記事で紹介しています。
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