パリで有名な教会といえば、ノートルダム大聖堂!
わたしも10年前、初めてパリに行ったときに訪れて、その荘厳さに感激しました。多くの人が訪れる場所なだけあり、火災で変わり果てた様子に胸を痛めた人も少なくないと思います。
街のシンボルに大きなダメージを受けてしまったパリ。でも、パリには他にも見ごたえのある教会がたくさんあるんです。
そこで今回は、ノートルダム大聖堂から徒歩圏内の教会、サントシャペルを紹介します。外観からは想像できない大迫力のステンドグラスに感動すること間違いなし!
サントシャペルってどんなところ?
基本情報
サント・シャペル(Sainte-Chapelle)は、聖なる礼拝堂を意味し、ゴシック様式の宝石と言わしめる圧巻のステンドグラスで有名です。
もともとルイ9世の時代に、キリストの遺構物や茨の冠、十字架の木片などを収蔵するために建造が始まった教会で、1248年に完成しました。
1991年に登録された世界文化遺産「パリのセーヌ河岸」の構成資産の1つです。
アクセス
パリ市内の中心地、シテ島に位置しています。最寄り駅は地下鉄4番線のシテ(Citē)駅。実は、ノートルダム大聖堂から歩いてたったの5分!また、ルーブル美術館からも1kmほどなので徒歩15分くらいで着けちゃいます。
チケット
サント・シャペルは見学にチケットを購入する必要があります。購入方法は次の3通り。
窓口で当日購入
教会の入り口についたらチケット売り場の列に自分の番になったら窓口で人数を伝え、チケットを購入しましょう。クレジットカードも使用可能です。
※価格は2019年12月現在※
わたしは今回この方法で購入しました。オープンすぐくらいの時間に行ったのでそこまで、購入まで時間はかかりませんでしたが、見学を終えて出るころには長蛇の列ができていました。
当日購入の場合は午前中早めに行くことをおすすめします!
インターネットで事前予約
当日並びたくない人や、事前に予定が確定している人には、インターネットでの事前予約がおすすめです。
ミュージアムパスを活用
サント・シャペルは「パリ・ミュージアム・パス」が使える31の施設に入っています。
2日券が€52、4日券が€66、6日券が€78で、シャルルドゴール空港内の観光案内所や、主要な美術館などで購入可能です。また、日本からも下記サイトから事前購入できます!
サント・シャペルに限らず、パリの観光地はどこもチケット購入のために列に並ぶことが少なくないので、パリでゆっくり美術館や博物館、教会などの文化施設を観光する予定の人には、こちらのパスを活用すると効率よく見学できます。
見どころ
礼拝堂は1階と2階に分かれています。1階にもたくさんのキリスト教関連の宝物が展示されていて、見ごたえがあるのですが、最大の見どころは、なんと言っても2階の礼拝堂壁一面のステンドグラス!
礼拝堂自体の大きさは決して大きくありませんが、壁一面に並んだ緻密なデザインのステンドグラスグラスが、なんとも圧巻!!
思わず時が経つのを忘れて見とれてしまう、ステンドグラスの数々。窓は全部で15枚、それぞれが15mの高さで、そこに旧約聖書・新約聖書に出てくる1,113もの場面が描かれています。
注意点
すでに紹介中にも出ていますが、中に入るまでにけっこう待ちます。チケット購入で並んだあと、荷物検査で再度並び、無事に検査が終わればやっと中に入れるので、混雑時に行くと、それだけで30分以上はかかってしまうと思います。
わたしが行ったのは午前中だったので、そこまで待たずに入れたのですが、もし時間があまりない中でも行ってみたい、という人は、チケットを事前購入し、朝一番に向かうことをおすすめします!
まとめ
今回は、パリのおすすめ教会として、サント・シャペルを紹介しました。
みどころは何と言っても壁一面のステンドグラス!!
知名度ナンバーワンのノートルダム大聖堂からも歩いてすぐ、チケット購入と行く時間を工夫すればゆっくり素敵な空間を楽しめます。写真では伝えきれていないと思うので、ぜひ実際に行って体感してほしいです!!
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